続き

欲しいが強くなればなるほど反発が生まれ離れていくのです。
「欲しい」のであれば「与える」。「貰いたい」のであれば「してあげる」。
与えて与えられる。してあげて貰える。これが引きかえの法則です。

このように、引きかえの法則(吸引と反発、酸化と還元、相対の理論)を
日常のすべての事例に当てはめ意識していれば、人間関係、夫婦、親子間で起こる問題や
他人を嫉妬したり羨んだりすることもなくなり、
冷静に物事を見ることもできて、落ち込むことが無くなります。

なぜなら、負を背負っても「その裏にプラスもある」と直ぐに気持ちを切り替え、発想の転換で次の正につなげることができるからです。

良いことも悪いことも同じくらいあるのが人生です。そしてこれは平等なのです。
そして、お金を得ることは、体をふくめ時間と労働、知識と経験という代償を差し出します。
よくよく考えると、今、自分が存在しているのは、今まで多くの人の代償の上に存在していることに気付かされます。

【代償】を辞書では
1 本人に代わってつぐなうこと。
2 他人に与えた損害に対して、金品や労力でつぐないをすること
3 目的を達するために、犠牲にしたり、差し出したり、失ったりするもの。
4 欲求などが満たされないとき、代わりのもので欲求を満たそうとすること。

そもそも、私たちが日本の国に住んでいられることも、とても有り難いことなのです。
こうして安心して過ごせるのも、過去に日本の国を守るために命を懸けた多くの人たちの犠牲があったから今があるのです。

それを知らずに何かあると、やらされた、とばっちりを受けた、割に合わないことをされた、理不尽な思いをした、 どうして私だけが、そんな経験が誰でもありますが、総合して私たちが今あるのは、誰かの犠牲が無いと存在しません。

自分が人にやって貰ったことと、人にやってあげたことの数を比べたら分かります。

世の中は自分が何かをして貰った分だけ、引きかえに誰かに何かをさせて貰う、何かを差し出すように出来ています。これが真理です。

最近は言ったもの勝ちクレーマーモンスターペアレンツ、こんな人が増えています。もし人に、やってもらうことが得なことで、やって貰わなければ損だという考えがあるなら、この引きかえの法則を知って下さい。

「タダでやってもらう」「無償で手に入れたい」という考えはやめましょう。
自分にしてくれた分は必ず、どこかで誰かにしなくてはならないように出来ています。これが引きかえの法則です。法則ですから絶対に逃れられません。

それを理解して引きかえの法則が納得できると、困難、災難が無難に、絶望が希望に、苦難は幸福の入り口と感じることが出来るのです。