相対の法則 対立の原理
与えるから与えられる

自然が男女、オスメス、昼夜、陰陽、明暗、裏表、上下、左右で出来ているように片方だけはありません。
片側があって、片側の存在が成立ちます。
全てはこの法則、原理で出来ていて例外はなく、
この原理から外れると消滅して行きます。

感謝する、感謝される
現象に限らず、世の中も相対で出来ています。
順調困難、良好逆境、
善悪、健康病気、
するされる、与える与えられる、
成果負荷、幸不幸などなど
対立する状態で成り立っています。

例えば幸不幸でいうと、
ずっと幸せという状態は幸せか⋯?というと微妙で、
幸せが当たり前になってしまっている状態、とてもそれは不幸だと言えます。
幸せを本当に感じるときは、対立する不幸があってこそです。
不幸な出来事によって、何気ないことでも幸せを感じさせてくれるのです。
誰もが望まない逆境も困難も病気も同じことで
順調、良好、健康と表裏一体で片側だけを望むことはできません。

与えて与えられる。感謝するから感謝される。
「感謝されること」は「感謝すること」と一体で、
切り離すことは出来ず、同じだけ大事です。
多くの人から感謝されている人は、そんな自分の恵まれた環境を感謝します。
与えられるから与える。のではなく
まずは与えて与えられる、支えるから支えられる、
感謝しないと感謝されないということです。
相対の法則、対立の原理奥が深いです。
