あそびはゆらぎ

車のハンドル、アクセルとブレーキ、飛行機の翼、電車の線路の継ぎ目(道路も)、家、建造物全般にあそびが使われています。

車のハンドルに「あそび」が無かったら、高速で走行した時にちょっとしたハンドル操作で車が思わぬ方向へ行ってしまいます。
アクセルもブレーキも少し踏んだだけで急発進、急ブレーキになります。

飛行機の翼も本体にきっちり取りつけられていません。風の抵抗に対して工学に基ずいて、風の抵抗の薄い高度1万mまでは飛行機全体が風速何百mに耐えられるだけの本体と翼にあそびが無いと飛行機は飛ばないのです。

線路、道路の継ぎ目も家、建造物も温度や風や地震の揺れに対して工学に基ずき、
必ず「あそび」が使われています。
何でも寸法通りにきっちりつくられると、
ちょっとした衝撃やストレスで崩れてしまいます。

工学に基ずいた「あそびとゆらぎ」は共通しています.

私たちの体のつくりも「あそびとゆらぎ」で出来ています。

衝撃を吸収するため関節の間にクッションの軟骨や椎間板があり、
関節包があって、その中に滑液という液体が関節を滑らかに動かすようにつくられています。
全身の関節の数は265個あり「あそびとゆらぎ」で体は機能し守られているのです。