体には毒を作る機能が備わっています。

体内でつくられる毒の正体は原子のレベルまで小さくすると
電子を奪い暴れまくる活性酸素になります。活性酸素は猛毒です。

活性酸素が恐ろしさが世にでたのが阪神大震災で話題になった
挫滅症候群(クラッシュ症候群)です。
クラッシュ症候群は、がれきなど重いものに腰や腕、腿(もも)などが長時間挟まれ、その後圧迫から解放されたときに起こります。

筋肉が圧迫されると、筋肉細胞が障害・壊死を起こし、
それに伴ってミオグロビン(たん白質)やカリウムといった物質が血中に混じると
毒性の高い物質、活性酸素が蓄積されます。
またこの時におかれた恐怖とストレスもあって大量の活性酸素が発生します。

その後救助される時に圧迫されていた部分が解放されると、血流を通じて更に活性酸素が急激に全身へ広がり、
心臓の機能を悪化させて死に至るのです。
阪神大震災の概算記録で少なくとも372人が発症し、そのうち50人が亡くなっていいます。
たとえ一命をとりとめたとしても、その後腎臓にもダメージを受け、
腎不全で人工透析、最悪亡くなってしまう場合もあります。

体の機能として毒を作る必要

活性酸素は電子を奪いDNAをキズ付け細胞にある遺伝子情報を狂わせ
癌を誘発させる極悪人でもあります。また
体を酸化させる最悪の犯人とも言われていますが
実は体になくてはならない役割を持っています。

活性酸素の体になくてはならない役割

体の中に菌やウイルスが侵入した時に活性酸素が菌やウイルスをやっつけてくれます。
免疫機構に癌細胞を攻撃するNK細胞という免疫細胞は、
活性酸素をつかって癌細胞を死滅させます。

ストレスがなぜいけないのかは、酸化して体内で活性酸素を発生させるからですが、
そもそもは極度な恐怖や緊張した時に、
怪我で出血しても血が固まって大量に出血しないように
体は守られています。

必要だから存在している

電子を奪う活性酸素、酸化と聞くとシミ、シワ、タルミ、老化の犯人と思われますが
その存在のおかげで健康が保たれています。
酸化があってこそ身体機能に危機意識が出来て
反発して免疫力、代謝が活性します。
酸化は電子を奪われることで不安定になり吸引が働き電子を引き寄せます。

この原子の動き、働きは世の中全ての動きと共通しているのです。