体には毒を作る機能が備わっているのはなぜでしょう


体には毒を作る機能が備わっているのはなぜでしょう。

体内でつくられる毒の正体は原子のレベルまで小さくすると
電子を奪い暴れまくる活性酸素になります。活性酸素は猛毒です。

活性酸素が恐ろしさが世にでたのが阪神大震災で話題になった
挫滅症候群(クラッシュ症候群)です。

1995年1月17日の阪神・淡路大震災でがれきの下に埋まった状態から救出された人が数時間経った後に症状が急に悪化し、死亡した例は多数に上りました。

これが俗にいう「クラッシュ症候群」(別名:クラッシュシンドローム・挫滅症候群)と呼ばれるもので、この時はまだ一般に広く認知されていませんでした。

概算の記録で少なくとも372人が発症し、そのうち50人が亡くなっていいます。これを契機に日本ではクラッシュ症候群が認知されるようになり、災害医療のあり方も大きく変わりました。

クラッシュ症候群は、がれきなど重いものに腰や腕、腿(もも)などが長時間挟まれ、その後圧迫から解放されたときに起こります。

筋肉が圧迫されると、筋肉細胞が障害・壊死を起こす。それに伴ってミオグロビン(たん白質)やカリウムといった物質が血中に混じると毒性の高い物質、活性酸素が蓄積されます。またこの時におかれた恐怖とストレスもあって大量の活性酸素が発生します。

その後救助される時に圧迫されていた部分が解放されると、血流を通じて更に活性酸素が急激に全身へ広がり、心臓の機能を悪化させて死に至るのです。

たとえ一命をとりとめたとしても、その後腎臓にもダメージを受け、腎不全で人工透析、最悪亡くなってしまう場合もあります。

また活性酸素は電子を奪いDNAをキズ付け細胞にある遺伝子情報を狂わせ癌を誘発します。

そんな極悪人のような活性酸素は体を酸化させる最悪の犯人と言われていますが、
実は体になくてはならない役割を持っています。

体の中に菌やウイルスが侵入した時に活性酸素が菌やウイルスをやっつけてくれます。
免疫機構に癌細胞を攻撃するNK細胞という免疫細胞は、活性酸素をつかって癌細胞を
死滅させます。

ストレスがなぜいけないのかは、体内で活性酸素を発生させるからですが、そもそもは極度な恐怖や緊張した時に、怪我で出血しても血が固まって大量に出血しないように体は守られています。

まだまだありますが長くなるので…

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