今からでも遅くない「ゆらぎ」という概念で子育てⅪ

自然界からもたくさんの学びがある『麦踏み』

麦踏みは、ある程度まで成長すると足で踏んで茎を折ります。
すると植物ホルモンである「エチレン」が発生して茎を強くしようとする働きができます。

酸化させることで還元させる分かりやすい例ですね。
私たちは知らない間に、
この働きの元で生きています。
『酸化と還元は生きるということ、すなわち命の定義なのです。』
辛いこと、苦しいことがないと人間は成長しないように
酸化は必要なのです。
そして麦踏みをする時期にも意味があって、
季節的に霜柱が出来る寒いくらいの時期に麦は勢い良く根をはるのです。
もし麦踏みしないと霜柱で土が浮くので、根が浮いて、ひょろひょろでノッポな麦が出来て実も痩せてしまうのです。

麦踏みは、浮いた土を踏んで地を固めるのと茎を折って植物ホルモンのエチレンを発生させ、
茎を太くし根をしっかりはらせ豊かに実ることをさせます。

また麦じゃなくても
植物は芽を出そうとするときに、上に石や固いものにぶつかって、わずかに植物が傷つきます。

すると、傷口からエチレンが放出されて植物がそれを感知し茎が太くなって、石や固いものを押しのけようと働くのです。たくましいですね。

これと同じ仕組みがシロツメ草、
いわゆる四つ葉のクローバーです。

四つ葉のクローバーが見つかる確率は約1万分の1から10万分の1と言われています。
幸運の象徴と呼ばれる、四つ葉のクローバーはなぜできるのか?
実は、遺伝子的な要因ではなく、物理的な要因なのです。

幼葉の段階(生えてきてすぐの時)で、
子どもが遊んでいるときに踏んだり、
虫に食べられることなどの影響で葉に傷がつき、
それを修復するような形で成長することによって、四つ葉のクローバーになるのです。
まさに
酸化することによって(+)が働き電子(-)を引き寄せ還元させる
自然治癒力と同じなのです。