今からでも遅くない「ゆらぎ」という概念で子育てⅢ

酸化(望まないこと)、還元(望むこと)


科学で酸化とは
錆びる、枯れる、腐るなど物質が劣化することですが
最小単位の原子で起きていることは
物質を構成している電子(素粒子)を失うことです。
逆に電子を得る、入ることを還元といいます。

酸化と還元の繰り返し

体は原子が組み合わさって分子(成分)から
筋肉や骨、皮膚、髪の毛、爪などができています。
それらは主に水素、酸素、炭素、窒素、リン、硫黄
6種類(98%)からの組み合わせです。
そして体は常に電子が出たり、入ったりの
酸化と還元を繰り返しています。

息を吸う、吐く

酸素を吸って二酸化炭素を吐く
この繰り返しで生命が維持されています。
これも酸化と還元の繰り返しです。

酸化と還元を日常の出来事に例えると

酸化は望まないことで、満たされない。得られない。辛い。キツい。苦しいなどです。

還元は望むことで、満たされた。得られた。快適。楽しい。などです。
実は日常で起きている酸化と還元も
常に繰り返していて
息を吸ったり吐いたりするくらい大事なことなのです。

酸化があるから還元がある

ずっと酸化も、ずっと還元もありません。
涼しい、快適だと感じられるのは
暑いところに居たから感じられるのです。
良い人に出会えたと思えるのは
以前に悪い人と出会ったから、そう思えるのです。

酸化と還元を繰り返していくと
「ゆらぎ」という面白い現象が起きて
段階が変わっていくのです。

これが成長することなのです。
酸化が無いと子供は成長しません。
おもちゃをとられた
ケンカをした
思い通りに行かなかった
駄々をこねた
こんなとき、ついつい助けたくなるのが親心ですが
酸化によって還元する力、還元する喜び
成長の芽を積んでしまわないよう気をつけたいものです。